物語を読んだり聞いたりして、感動した事ありませんか?
小さい頃読んだ漫画とか、大人になってから出会ったすごい人のお話とか。
お話しに出てくる主人公や人々はすごいパワーで、この世界を変えてしまうような人達で、才能に溢れて、輝いていて...。
それに比べて私は一体何をしているのだろう。
そう肩を落としてしまいますが、そう感じることはきっと自然なことだとだとも思います。
でも忘れてはいけないことがあります。
それは私たちはこの世界にたった一人しか存在しないということ。
自分にとっては平凡で、なんてことのない日常も、私だけの大事な物語です。
そんな大事な物語を手書きで綴ってみるのはどうでしょう。
「私の物語」を綴る1冊のノート
世界にたった一人だけの私の人生は、私だけの素晴らしい物語です。
自分にとっては「普通」だと思うことも、他者から見ればすごく興味深いものかもしれません。
日記に書くものが無い、思い浮かばない、という方こそぜひ自分だけの日記、ノートを作ってみることをおすすめします。
めちゃくちゃだっていいのです。
支離滅裂で、自分勝手で、強欲で、目も当てられない文章だっていいのです。
大事なことは、心からの言葉を綴ること。
気持ちを書き綴る日記
私の物語を綴るノートとして、出来事を淡々と書くより、日々湧き出た感情を書いてみる日記をお勧めします。
例えば、「買い物に行った」という行動に、その時の感情を付け加えるようなイメージです。
「とても楽しみにしていた買い物に行った。朝から何を買おうかわくわくして、すごくいい気分だった。」
のように、気持ち、感情を入れてあげます。
私たちの人生は、起こった物事よりもそこに湧き上がる「感情」の方が遥かに印象深いと思いませんか?
だからそれを書き留めるのです。
その日その日を紡ぐ
日記は毎日書くと習慣になり、続けるのが簡単になります。
そして、その日その日が積み重なり、ノート1冊が終わる頃にはきっと、新しい世界が訪れると思います。
ー日ー日を生きるという事、毎日生活するという事、人生というものに対して、自分がどういう態度だったかも、客観的に見えるかもしれません。
日記は書いた時点で、その気持ちの終点を作ってくれる役割があると感じています。
大事な1日を気分よく始めるためにも、その日の感情はその日で終わらせる。
そして自分にとって大切な事にフォーカスをする1日を始める。
そんな風に毎日を過ごせたら。その為にその日その日を紡ぎます。
私の人生の物語を続ける
日記を書かなくても、私たちは自分の人生という物語を作っています。
ただ、言葉にすること、綴ること、そういったことで、その輪郭はもっとはっきりしてくるのだと思います。
辛い時期もあるでしょう。それも含めて全てが「私の物語」なんだと、その主人公なんだと考えられる時、より私たちを豊かにしてくれる、そう感じています。
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